本八幡の整体院より,難聴の認知症リスク

2021/02/01 ブログ
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本八幡の整体、風の整体院の岩田です。本人があまり気づきにくい加齢変化のひとつに、難聴があります。英国での調査によると、聴力に何らかの問題を抱える人は、およそ6人に1人、日本では2015年に行われたアンケートで、難聴だと思っている人は、18歳以上でなんと13%もいたそうです。決して無視できない数字ですね。英国の権威ある医学専門誌「ランセット」によれば、難聴=耳が聞こえにくいことは認知症のリスクがあるとされています。と同時に、仮に難聴になる人を完全に無くせたといたら、認知症を今より9%も減らせるとされていました。ではなぜ、難聴が認知症のリスクになるのでしょう。英国で行われた最新の調査では、50歳以上の難聴がある人では、認知症のリスクが1.6倍となっていました。これに関しては2つの可能性が指摘されています。1つめは社会的な孤立につながるため。難聴になると相手の声が聞き取りにくくなり、知らず知らずのうちに、他人との関わりが億劫になっていきます。さらに、社会的に孤立すると、日常会話による刺激がなくなり、精神的ストレスで認知症になりやすくなるとの指摘もあります。2つめは認知的な負荷のためです。本来、健全な脳は複雑な仕組みによって、会話の一部が聞こえなくても、自動的に可能性の高い言葉を補って理解することができます。たとえば、「こ?ば?は」と聞こえた場合でも、「ん」という言葉がその合間に入り「こんばんは」なのではと、脳が判断して補ってくれる場合がほとんどです。しかしながら、難聴者が騒音の中で会話を聞き続けるためには、精神的にも相当なエネルギーを必要とします。このため、脳にほかの働きをする余裕が徐々に減り、結果として、全体的な認知能力が低下するのではないかと考えられています。日常生活での難聴のサインは次のようなものが挙げられます。

■人の話声がよく聞こえない、よく聞き間違える

■会話中、相手に何を言ったか聞きなおすことが増えた

■テレビやラジオのボリュームをつい大きくしてしまう

■電話の音、ドアのベル、家電のチャイムなどがになかなか気づかない

■雑音がどの方角から来ているかわからない

■聞くことに集中することが、異常に疲れたり、ストレスを感じる

■自分の声が大きいといわれる