本八幡の整体院より,こころの余裕がひらめきを生む

2020/07/02 ブログ
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本八幡の整体、風の整体院の岩田です。日常のルーチンワークに忙殺されることだけが、仕事ではありません。発想の転換、魅力あるプランをひねり出す、斬新なアイデアを思いつくなど、創造力を発揮する思考作業こそが、重要度が高くやりがいあるというものです。考えを練りに練って、苦労の末に生み出されるアイデアもあれば、「ひらめき」の助けによって、素晴らしい案が生まれることもあるでしょう。言うまでもありませんが、精神的にも肉体的にも疲労していると、思考を粘り強く続ける持続力はもちろん、ひらめき、直感といった偶然の産物までもが、失われる可能性が高くなります。野球の千本ノックのように、へとへとになってからの練習が効果的…は、旧態依然とした体罰要素の強い練習です。ものを考えることも同じです。へとへとになって注意・集中力が失われてから考えても、いいアイデアが出るはずがありません。特に、あるテーマを考え続けていて、あるとき突然ヒントや結論が得られる「ひらめき」は、脳の休息、とりわけ睡眠を必要とすることがわかっています。よく引用される「ネイチャー」誌の論文ですが、ここで少し紹介しましょう。ドイツ・リューベック大学のグループがおこなった心理実験です。学生66人に数学的な「ひらめき」を必要とするパズルを解かせました。次に、パズルを解けなかった人たち、つまり「ひらめき」の足りなかった人たちだけを集め、彼らをA・B・Cの3つのグループに分けました。

A・朝に問題を見せて、起きたまま8時間考える。

B・夜に問題を見せて、そのまま徹夜で8時間考える。

C・夜に問題を見せて、そのまま8時間の睡眠をとる。

A・B・Cそれぞれのグループに8時間後、パズルに再チャレンジしてもらいました。結果は、考えないでそのまま睡眠に入ったグループCが、もっとも優秀な成績を出すことができました。

化学式のベンゼン環は、ドイツの科学者、アウグスト・ケクレが睡眠中の夢の中でひらめいたと伝えられています。DNAの二重らせん構造を発見してノーベル賞を受賞したジェームズ・ワトソン博士にも、似たようなエピソードがあります。休憩は、スケジュールに柔軟性や耐久性を生み出します。精神的にも余裕が生まれるので、発想力が高まったり、同じ時間での集中力が高まって生産性が向上したりします。ひらめきは、大脳皮質によって生み出される頭脳活動であると考えられています。そして、大脳は休むことで神経細胞をつなぐ枝を組み替えて、記憶の整理作業をおこなっているのです。休憩や睡眠を取らないで、仕事三昧でクタクタになってばかりでは、「ひらめき」力も失ってしまい、結果も残せず負のスパイラルに陥ります。自分の創造力を維持するためにも、休憩や睡眠で脳を休める習慣を身につけましょう。